土地開発公社解散パート2

 続きです、、、
 さて、公社保有地の評価額下落と利息の発生により、市買い戻し価格が高騰。そして買い戻しが進まなくなるという悪循環にはまってしまった松戸市ですが、それでは公社保有地(通称:塩漬け土地)の状況は一体どうなっているのかお知らせします。
驚きの買い戻し価格!公社保有地の実態!!
 公社の長期保有地(塩漬け土地)は4か所あります。

NO1.所在地:中和倉 584㎡ 地目:畑
平成2年取得
取得費:2.8億円 利息1億円
市買い戻し価格:約3.9億円
(1坪当たり219万円)
現在の評価額:6789万円(路線価×1.25)
評価損:約3.2億円





NO2.所在地:松戸3丁目春雨橋付近 649㎡
平成3年取得
取得費:12.3億円 利息6.2億円
市買い戻し価格:約18.6億円(944万円/坪
現在の評価額:1.2億円
評価損:18.4億円






NO3,矢切駅前広場用地552㎡

平成4年取得
取得費:8.1億円 利息3.8億円
市買い戻し価格:約11.9億円(715万円/坪)
現在の評価額:0.93億円
評価損:11億円






NO4、戸定地先 4845㎡
平成6年取得
取得費:18.3億円
利息:7.6億円
市買い戻し価格:25.9億円(176万円/坪)
現在の評価額:8.5億円
評価損:約17.4億円





長期保有地、いわゆる塩漬け土地4か所合計で、利息約18.7億円 買い戻し価格約60.3億円
現在の評価額は計11.3億円 
買い戻し価格から評価額を引いた
評価損の合計は、60.3億円−11.3億円=約49億円!!
土地4か所だけでこの評価損!まさに驚きです。
この4か所に加え、21年に取得した街づくり用地(旧紙敷65街区)もあり、土地開発公社保有地は計5か所、
市の買い戻し額は計65.4億円となります。さて、この金額で松戸市は公社から買い戻しをしなければなりません!また、公社はすべて借金で土地を買っています。となれば、現在でも利息の発生が続いています。
さて、こうした公社の塩漬け土地問題どうしたら解決できるのか?その答え、原ゆうじの考えは?
次回に続く、、、