12月議会もあと三日!委員会が開催されました。

 16日、水曜日、午前中に健康福祉常任委員会が、午後は病院特別検討委員会が開催されました。
 午前中は、議案4本の審議がなされ、4本とも全会一致で賛成となり、委員会通過となりました。
 その中で、「古ヶ崎小学校の中に、古ヶ崎保育所の分園をつくる」という議案があり、とても良い取り組みと個人的には思っています。
 現在、市内には44の小学校がありますが、学校選択制や、少子化などの影響で、生徒数が減り、空き教室の目立つ小学校もあります。
 ちなみに、生徒数が多い小学校は、1位、東部小学校1008人、2位、柿木小台学校855人
3位、上本郷小学校817人
 一方、生徒数の少ない学校は、常盤平第一小学校200人、六実第2小学校206人、高木小学校242人となっており、かなりの格差があります。(H27,5月2日現在の数字)
 こうした生徒数の少なくなった学校の空き教室の有効活用を促進することで、新規の保育所解説の費用を抑えることになるので、非常に良い取り組みと思うわけです。
 学校を管轄する教育委員会から見れば、学校の空き教室を他の用途にすることには様々な懸念もあり、その判断はどうしても難しくなるだろうとは思っています。
 今回のケースでは、たまたま小学校内に高齢者デイサービス施設が入っており、その廃止があってレアケースの形で保育所が入れることになりました。
 現在、0〜2歳児の保育所は足らない状況ですが、新規に開設すれば、多額の費用が掛かります。
 今回の取り組みを皮切りに、空き教室の有効活用に向かって、教育委員会の英断を是非お願いしたいと思います。
 学校も結局は市民の皆様の税金で建てられたものなので、管理するのが教育委員会とか市長部局とかの縦割りを理由に、有効活用できないことは、市民の方々からすれば、理解できないのではないかと改めて議案審議を通して感じました。

 午後の病院の委員会では、東松戸病院の現状についてと今後の審議が予想される2病院の在り方の審議のための基礎調査の進捗について報告がありました。

 千駄堀新病院の建設が始まり、いよいよ、上本郷、東松戸の両病院をどうするのか?2病院の在り方についての審議が、3月から始まりそうです。
 
 今のところ、いえるのは、少なくともどちらかの病院を閉鎖すること(民間譲渡を含む)は必要だということです。

 この問題は、非常にナーバスなようで、今回の委員会でもしばし、審議がストップする場面がありました。
 どうやら、今後も一筋縄ではいかない予感がします。
 私としては、①なるべく安く②市立病院はなるべく地理的に市内の中心で③決定過程は明らかに!の3つの考えに沿って、曲がることなく意見を言っていきたいと思っています。

 どうやら来年も忙しくなりそうです。