新明市民センター11月13日、オープン!けど、、「明」でいいの?

 老朽化が進みかつ、エレベーター設置が場所がなくできない明市民センターですが、いよいよ10月末で閉館となり、11月13日には新たな場所(上本郷バッティングセンター跡)に移転し、オープンとなります。

 

 建物はすでに写真のように外観はほぼ出来上がっており、現在は内装工事が行われています。

 

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オープンが待ち遠しいニュー明市民センター

 こうした明市民センターですが、今回、住所変更の議案が出ており、先だって教育環境常任委員会でその審議が行われました。

 もちろん住所の変更に反対するわけもないのですが、問題にしたのはその名称です。

 

 というのも、私も明市民センターで報告会などで使うことがありますが、よくよく「明市民センターってどこですか?」と聞かれることがあります。

 そして、「なぜ、上本郷駅のそばなのに、上本郷市民センターではないの?」と言われます。

 

 そもそも明市民センターの「明」とは、かつて、松戸の中央部に明治22年から存在した「明村」からつけたものです。

 その明村ですが、昭和8年に松戸町と合併しました。その後、他の町村と合併をして昭和18年松戸市が誕生しました。

 

 ですので、「明」という名前がなくなることで寂しいと思われる方もいると思いますが、一方で、場所がわからないとする方も多いのも事実です。

 市の他市民センターはすでに最寄り駅や現住所の場所を示す地名が名前となっており、名前を聞けば大体の場所がわかるようになっています。

 

 こうしたことから、移転を機に「上本郷市民センター」と名前を変えらられないかとして、地元上本郷町会から要望が出されていました。

 

 そこで、委員会の際、こうしたことを話し、名前の変更を市に提案しましたが、市は「名前の変更は様子を見てから」との答弁であることとから、どうやら現状維持の方針のようです。

 なぜ、明市民センターだけが旧町村の名前となっているのか?

 少し釈然としない委員会審議でした。

 

 個人的には、分かりやすい方がいいのに、、、と思っております。