なぜ出馬なのか?その6~これまでを振り返る、現地建て替えの公約破れる編

病院特別検討委員会がスタート!1病院から2病院の建て替え議論へ

 答申が出たので、議員による特別委員会での議論がスタートしました。

 

 今でもよく覚えていますが、第1回目の審議では、市長の政治姿勢を問う保守系議員が続出し、審議に入るのに約1時間以上もかかりました。

 

 この日は、これまでの説明のみにとどまりましたが、6月をめどに、上本郷&東松戸の2病院の建て替え案を市から提案するとの話がありました。

 

病院の建て替え構想8案!審議へ!

 病院の建て替え場所を5か所、上本郷、千駄堀、運動公園、紙敷、高塚新田

に絞って、その組み合わせで8例の案が出てきました。

 

kousouan1.pdf (city.matsudo.chiba.jp)

 この8案の中で、市の推奨案は、構想6&7でした。

 構想6案は、上本郷に急性期病院として450床、高塚新田の東松戸病院を日常支援病院として250床で建て替えるもので、市長マニュフェスト通りのものでした。

 構想7案は、この逆パターンで、上本郷に日常支援病院を持ってくるもので、こちらもほぼ公約通りのものでした。

 

現地建て替えの公約崩れる~構想3を市の推奨案に!

 23年の9月議会、特別委員会で、保守系会派から、「構想6,7案とも急性期病院は450床となっている。

 答申では「600床は必要」となっているので、容認できない。」との声が上がりました。

 

 集中的に委員会が開催され、議論されましたが、とうとう、市長から、急性期病院を千駄堀に600床、日常支援病院を上本郷に200床で建て替える「構想3案」(東松戸病院から機能を移転)を推奨案としたいとの話が出てしまいました。

 

 まず、公約では、「600床は過剰で赤字に原因。450床に縮小すべきだ!」の部分はこれで完全に公約違反です。

 

 その員会では、私から市長に対して、相当な言葉で質問しましたが、考えは変わりませんでした。

 

 病院現地建て替えで議員になったもののわずか1年で、その公約が破られる現実を突きつけられるとは、、、、、思いもよりませんでした。

 

 市長に対する疑念は、又、強くなっていきました。

 

構想3案での公約部分を守れ!病院問題次のステージへ

 構想3案では、まず千駄堀に上本郷の急性期病院を移すが議論となり、紙敷(現東松戸)とどちらにするか?が議論となりました。

 

 私としては、構想3案では、公約の「上本郷病院の耐震性に問題のない2~5号館は使うべき!」と「救急病院は、地理的に松戸市の中央にあるべきだ!」の二つの部分は、なんとか守られるため、セカンドベストとして頭を切り替え議論に臨みました。

 

急性期病院をどちらに? 千駄堀VS紙敷

 まずは、建て替えが急がれる上本郷の急性期病院をどちらにするのか?の議論が委員会で交わされることになりましたが、個人的にはベット数は600床ではなく500床とか、550とかにすべきとの思いがありました。

 その後、喧々諤々の議論が約2年続き、決まったのはどちらか?

 

 皆さんのご存じの通りですが、ここでも裏で、、、、(つづく)