本日午後、急遽、市立病院検討委員会の協議会が開かれました。
主な内容は、千駄堀新病院の建設途中経過、オープンに向けてのスケジュールと、審議会設置についてでした。
まず、千駄堀新病院は建設も順調で、9月に完成、12月末には予定通りに開院できる見通しとの説明がありました。
さて、こちらの話はよい話なのですが、問題なのは、審議会設置の提案についてです。
なんの審議会を設置をしたいのかと言えば、現在の市立2病院の今後についてを外部の有識者(大学の先生など)を入れた8人程度のメンバーによる審議会で話し合ってもらいたいとのことでした。
なぜ、これから、今更、審議会を?と思い市&病院側に聞きますと、「千駄堀新病院の開院まで半年となった今現在に至っても、残される2市立病院の今後について、その答えが導き出せなかった。このままでは結論を出すのが長引くので、外部の人を入れた審議会で審議してその答申により方向を決めたい」とのことでした。
いやいやびっくりです!もう今年の年末には、少なくとも現上本郷病院は空き家となってしまうのに、その後どうするかについて、また審議会を開いてからでないと決められないということで、「一体、いつになったら決まるの?」と思わず言いたくもなります。
実は市は、約3000万円かけてコンサルタントに依頼して、2病院の在り方について調査を行っています。
その調査結果は、昨年の3月には出ていて、我々からすれば、その結果をもとに、病院側からいつ議会側に提案があるかとじりじりして待っていたのにまた先送りです!
信じられない! あの3000万円かけた調査はいったい何のためだったのか?と思います。
ちなみにこの3000万円かけた調査について、委員会で議論したことは実は一回もありません!
約3000万円!もったいない! と思うのは私だけでしょうか?
当然、今日の協議会では、審議会設置については反対表明をさせていただきましたが、反対なのはごく少数。おそらく審議会の設置について、議案として出てくる模様です。
一体、いつになったら決まるのか?なぜ、話合いもせずに審議会に投げてしまうのか?
病院&市はこれまで、なにを話し合ってきたのか?なぜ、自分たちだけで案も出せないのか?3000万円かけた調査は何だったのか?
頭の中は??????だらけです。
決められないのは、どうやら松戸も同じようですです。