コロナ感染がさらに脅威を増しています。
本日4月18日、市内で新たに8人の方の感染が確認され、これで、計87人の方が感染されたことになります。
こうした一向に減る兆しの見えないコロナ感染、その対応として、千葉県からは4月13日に緊急事態宣言が宣言され、17日には、感染防止対策として、対象施設に対して休業要請が出され、さらに翌18日には居酒屋などの飲食店での午後7時以降、種類の提供を控える協力要請が出されました。
諸外国と比べ、日本の対応としてその問題点が指摘されてきた「休業要請と補償がセット」ではないこと。
今日になって、私のところにも、この点、商店会の仲間からまた、友達のお店からも問い合せがありました。
実は、私のお店(ベーカリー)でも、最近は前年と比べ、20%以上売り上げが落ち込んでいます。
とにかく駅前から人がいなくなっています。
さらにパンの納め先が営業を自粛してしまったことにより、外販もほぼなくなってしまいました。
ですので、今後はさらに落ち込むだろうと思っています。
自分のところもそうですが、商店会の飲食店などの仲間はもっときつくなってくることと思います。
そこで、実は昨日、市の商工振興課の職員さんとともに、お店に対する補償について確認をさせていただきました。
まず、お店に対する補償については
①国からの「持続化給付金」があります。
正確には現時点ではある予定といったほうがいいと思いますが、、、
(4月24日?補正予算成立後、決定予定)
気になる内容は、
(絶対条件)前年同月比で50%以上売り上げが減少していること
(給付額)
法人は200万円、個人事業者は100万円
※ただし、昨年1年間の売上からの減少分を上限とします。
売上減少分の計算方法
前年の総売上(事業収入)-(前年同月比50%減の月の売上げ×12ヶ月)
3月でみるか4月で見るかなど「月」は事業者が任意で選べるようです。
②千葉県による事業者向け給付金
千葉県からも、新型コロナウィルス感染症の影響により、厳しい経営状況に置かれている県内中小企業者に、幅広くかつ重点的に支援するため、最大30万円の支給を予定しているようです。
対象者はやはり、売上が前年と比較して50%以上減少した事業者で
支給金額は
県内に賃借している事業所がない場合 10万円
県内に1事業所を賃借している場合 20万円
県内に複数の事業所を賃借している場合 30万円
となっています。県の給付金は「お店を借りているか否か」で額が違い、借りている方に給付が厚くなっている点が特色のようです。
ここまでは実施されれば、県内事業者は地域にかかわらず同じかと思いますが、
市川市では、休業や時短営業などをした事業者に独自に最大20万円上乗せ、野田市も独自の支援策をすると発表しています。
しかし、残念ながら松戸市は今のところ独自支援策の発表はなされていません。
さらに、市川市や柏市、野田市は市独自で「コロナ関連のコールセンター」が開設されていますが、松戸市はありません。
松戸市は市のホームページにそれぞれの問い合わせ先がリンクで貼られていますが、ネット環境がなければ当然見れません。
県の要請に従って、営業自粛等を市も要請するのであれば、せめてコールセンターは開設してもらえないかと思っています。
商店会でも、私の大先輩である高齢の方が頑張って大事なお店を開かれてますが、おそらく情報が不足している方も多いと思いますので、こうした方のためにも「コールセンター開設」は必要と思っています。
市立病院の職員をはじめ、市の職員さんは今、大変であることはわかっていますが、やっぱり、近くの市との差が出てきていることは、きちんと伝えなければと思っています。