東松戸病院の跡地活用はどうなる?説明会に参加してきました!

 昨日9日日曜日、梨香台小学校で、来年の3月末で閉院となる東松戸病院跡地活用の説明会に参加してきました。

 東松戸病院(正式には松戸市立福祉医療センターと言いますが)はもともと、国の病院でしたが、これを引き継いで(買って)松戸市の市立病院としました。

 

 病院は主に、回復期・慢性期を担い198床の許可病床で運営が行われてきましたが、建物の耐震性不足、老朽化により閉院することが昨年の3月議会で決まっています。

 

 今回、懸念であった跡地活用について市から説明があったわけです。

 

 閉院に先立ち、その跡地活用については、地元住民との話し合い、アンケート調査を行いさらには、サウンディング調査(公募しそうな企業に対する聞き取り調査)も行っています。

 

 住民、市議会からの主な意見は、医療機関の誘致、公園やスポーツ広場等の地域貢献施設また、現在のバス運行の継続などが出ています。

 さて、市から提案された跡地活用とは?

 

跡地を分割して売却をして活用!

 サウンディング調査の結果、敷地が39,155と広く、病院だけでは全体は必要ないとの意見があり、この意見を参考に、敷地を南北に分割して活用する方針。

①北側の敷地活用

 隣接する松戸ニッセイエデン(老人ホーム等の運営)に優先して売却する方針。

 エデン側の提案は「跡地の一部を購入し、30年後の建て替え用地としたい。建て替えまでの期間は、多目的広場や菜園などを整備し、広く近隣住民へも開放したい」というものです。

 

②南側の敷地活用

 複数の外来診療科並びに入院機能を備えた病院に売却。

 さらには

 既存バス路線の運航継続への支援・協力。既存の緑地の保全などを求める。

 今年の10月までには選考し、令和9年夏ごろの開院を目指す。

 

 以上、跡地の売却方針が市からは説明がありました。

 

 今回、医療機関への売却が必須となったことは住民からの意見に沿った内容であり良かったと思っています。

 又、エデンへの売却も跡地が約30年にわたり市民への開放が気t来出来る内容となっており、こちらもよい内容ではないかと思っています。

 

問題はないのか?

 問題なのは、本当にこの通りになるのか?だと思います。いくつか心配事があります。例えば、、、

①病院の応募はあるのか?なかった場合、どうなるのか?

②複数の外来診療科とあるが、2つでも5つでも同じ扱いとなるのか?

③建て替え期間中のバス運行は継続されるのか?

 

 などです。

 

 こうした心配については、早急に市に対し話をしていきたいと考えています。