昨日、委員会審議の最後、所属する建設経済常任委員会が開かれ議案一つを審議しました。
議案は、議案第20号、「松戸市自転車競走実施条例の一部を改正する条例の制定について」でした。
議案の内容は、災害その他の理由により松戸競輪場での競輪開催が困難な場合に備え、松戸競輪場以外の競輪場での競輪開催を可能とするための一部条例の改正についてでした。
内容はともかく、いつも思うのは、この議案名にある「~条例の一部を改正する条例の制定について」の文言の言い回しが分かりにくくない?ということです。
「~条例の一部改正について」でいいじゃん!と思っています。
さて、本題に戻りまして、審議では、災害が起きて松戸競輪場が使えないとき=大災害の時に、他の競輪場で松戸競輪を開催してる場合なのか?が焦点となりました。
市は、「大災害時なら他場での開催は当然控えるし、そもそも開催は困難と考えている」と答弁していました。
又、他場で開催した場合、収益は松戸に入るのか?の質問に対しては「収益は松戸に入る」とのことでした。
多分、他場での開催が想定される状況は、災害時よりも、「何らかの理由で松戸競輪場での開催が出来ない場合」であろうと思います。
例えば、ビジョンなど機械系のトラブルや、バンク(自転車が走るところ)の亀裂が入るなどのトラブル時で、修理に時間がかかる場合なのではないかと思います。
こうした場合、大きな重賞レースが松戸で出来なくて、中止となれば、選手やそのスタッフの生活への影響も出てくるのだろうと思います。
討論では、「災害時であれば、市民感情をまずは最優先に考えていただきたい。又、開催するのであれば、収益を災害復興に役立てること、そのことを市民にも伝えることを要望して賛成」としました。
採決では、意見が分かれ、結果は、反対2名、賛成8名で、賛成多数で可決するものとなりました。
最終的には、22日の議会最終日の採決で決まることになります。
この委員会審議が、最終で、代わりに今日から決算委員会での審議が始まり、今日は6時半ごろまで開催されていました。
こちらの決算委員会は、来週20日(水)まで行われる予定です。
お時間があれば、是非、傍聴を!