住民投票検討委員会(最終回)を傍聴しました。

 8/22月曜日年初からスタートしていました住民投票検討委員会」の最終会議を傍聴致しました。
 学識者5人公募の市民3人でいままで議論されてきた委員の方々、本当にお疲れ様でした。感謝、感謝です。

 さて、委員会で決まりましたいくつかの重要な項目を、お伝えしたいと思います。

住民投票の対象事項)
対象外事項をあらかじめ定めるネガテイブリスト方式を採用

(投票の請求、発議者)
住民、議会、市長の三者に発議権を持たせる。
住民による署名数の要件は投票資格者の1/10以上 署名期間二か月*署名期間が2カ月というのは珍しいと思います。松戸市の人口、面積を考慮した結果だそうです。

(投票資格者)
市内18歳以上市内18歳以上(日本国籍)、の外国籍の方(永住者、特別永住者)で登録をした人

(投票成立要件)
最低投票率などの住民投票成立の要件は設定しない
*広く住民の意思をくみ取るためだそうです。

(投票結果の尊重義務)
住民投票の結果に対し、尊重義務に関する規定を設ける。

(投票期日)
請求、発議から30から90日に住民投票を実施
国政、地方選挙が期間中にある場合は同時実施も可とする。

(投票方法)
二者択一式とする。

(同一事案の再請求などの制限)
再請求の制限として2年間は再請求不可とする

(救済制度)
条例に制度として「異議の申し出」の条項を設ける

以上、私が重要と思われる点を書かさせていただきました。
今後の住民投票条例制定への流れですが、9月中に委員会答申が市長に報告され、
条例を文章化したのち、議会で論議される予定との事です。

住民投票条例の制定は私のマニフェストの一つでもありますし、市議会議員になったきっかけの一つでもあります。

住民の声を市政に反映させることができ、議会制民主主義を補完する重要なものですので、皆で議論し、他市の見本となるようなものにして、早期の制定を目指したいと思っています。

もちろん、住民投票の請求がおこらないような市政であるべきとも思っておりますのでご安心ください。