先日、間もなく始まる9月議会、上程予定議案の事前説明がありました。
9月議会は全部で27本の議案、その他陳情などの審議予定ですが、その中で、議案第25号「松戸市土地開発公社の解散について」、議案第26号「第三セクター等改革推進債の起債に係る許可の申請について」というかねてから私が提案していたものが、議案として市から提出されることがわかりました。
思えば、23年の12月議会で、「土地開発公社の長期保有地問題」を取り上げ、「三セク債の活用&土地開発公社の解散」の提案をさせて頂きましたが、そこから、約2年弱の月日が流れました。
そして、この問題に対し通算4回の一般質問を先の6月議会で行いました。
しかし、4回とも「三セク債の活用&公社解散」という私の提案に対し、市の答えは、いずれも、「検討したい」とのことで、今まで先送りとされていました。
ですが、これまでお伝えしてきましたように、三セク債の活用は25年度までとなっており、手続きを考慮するとこの9月議会が活用判断の最終期限となっていました。
そうしたぎりぎりのタイミングで、ようやく今回「三セク債の活用&公社解散」の議案提出となりましたので、喜びと同時に大変にほっとしました。
しかしながら、喜ぶのはまだ早くまだ決まったわけではありません。
これから議会で審議し可決しなければなりません。
今後の予想されるスケジュールは、9月3日に正式に議案が上程され、9月12日の私も所属します総務財務常任委員会で審議、そして議会最終日の10月1日に全議員による採決が行われる予定となっています。
おそらく、各会派の代表で構成される総務財務の委員会での審議(採決)が大きくこの議案可決するかの試金石になると思われます。
もちろん我々会派市民力は「賛成」の立場で、おおいに議論していきたいと考えています。
現行の公社借金約82億円の金利負担、年約1億3千万円の支払いは、本当にもったいないと思いますし、また、金利の支払いだけでは、借金は減らず、問題の解決にはなりません。将来の松戸市を考えれば、今、解散の決断をすべきと思っています。
そして、全国でも多くに自治体が公社の解散を決めています。千葉県でも千葉市、茂原市、市原市が公社の役割は終わったとして解散に踏み切っています。
9月12日の委員会では2年間の想いをこめ全力で審議に当たりたいと思っております。
もし、お時間がございましたら、是非とも傍聴をお願いいたします!!