翌2月3日も、立派な建物の富山市役所へ視察です。(市役所内部の吹き抜け)
(市役所外見)
視察2日目のテーマは「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」です。
富山市では、市町村合併による類似公共施設が増えたことや、自動車依存による公共交通の衰退、中心市街地の衰退などの課題克服のため、中心市街地や、中心市街地への公共交通の活性化を進め「中心市街地を中心にコンパクトなまちづくり」を目指しています。
公共交通の活性化の代表が、利用が落ち込んでいたJR富山港線を公設民営で「富山ライトレール」として整備、富山市自らが33%出資して第三セクターを設立しその運営にあたっていることです。
ほかにも市内電車環状線化事業などを行いコンパクトシティを目指しているとのことで、この結果、高齢者の外出機会の増大、市内マンション価格の値上がりなどの効果が出てきているとのことでした。
松戸も伊勢丹松戸店撤退か?などのニュースが出るように、松戸駅周辺の中心市街地衰退が危惧され、さらなる活性化が望まれるところですが、富山市も成功例として参考にすべきところがあるのではと想いながらも、多少、バブリー?な感じも持ち、複雑な気持ちで役所を後にしました。
視察終了後、かなり世間の話題になった?富山市議会の議場と展望塔を見学、さらに美術館と図書館の複合施設(愛称:きらり)を見学して帰路につきました。
それにしてもどの建物も立派!!
市役所展望塔からの眺め:富山湾方面
アルプス方面、ビルの屋上にはまだ雪が、、