9日、10日で豊橋市、神戸市と視察に行ってまいりました。
今回は、所属する建設経済常任委員会での視察となり、テーマは「空き家対策について」で、まず、初日の9日は愛知県豊橋市にお伺いしました。
全国の空き家の状況は?
全国でも空き家問題は深刻化していて、全体の約13~14%が空き家となっています。
松戸市の状況は?
松戸市の空き家率も約13%であり、ほぼ全国の空き家率と同等となっています。
松戸市では昨年の4月に「松戸市空き家等対策計画」を策定し、対応をしています。
https://www.city.matsudo.chiba.jp/kurashi/sumai/akiya/akiya_keikaku.files/akiyatoutaisakukeikaku.pdf
なぜ、豊橋市に視察へ?
松戸市を含め多くの自治体が空き家対策の計画を策定していますが、例えば、当面の一番の問題である古く倒壊しかねないような他者に迷惑を掛けそうな建物について解体のための補助金は出していません。
今回はこうした補助金について、創設に至った経緯や効果、財源などを学んできました。
補助事業の概要&実績は?
対象となる建物は二つあり、補助の概要は以下の通りです。
①倒壊危険空き家
令和4年の補助件数は23件。
②老朽空き家
解体促進補助金は15万円(全額市負担)
令和4年の補助件数は20件。
こうした解体に向けた補助事業以外にも空き家バンクの利用や利活用事業などを学んだあと議場を見学して視察を終えました。
本来、個人の財産については自己責任で管理すべきところを「わざわざ公金を投入することは正しいのか?」と思う一方で、「危険な空き家を放置せず早く解体をしないとならない」とも思いながら、あわただしく次の視察地である神戸に向かいました。
神戸編へつづく、、、、