12月議会終了!議会報告②最終日に波乱が、、、

 20日の議会最終日、各議案に対する委員長報告、討論、採決と進み午前中には採決すべてが終わるか?と思いきや議長から「休憩します」の声。

 

 実は、副議長と議会推薦の監査1名の辞任が朝、発表されこの件があったためでした。

 

 本来であれば、議長や副議長などは4年の任期ですが、旧来、松戸市議会では1年ごとに代わっていました。

 しかし、現議長と前議長からは2年で代わるようになっていましたので、今回の議会ではないだろうと思っていましたが、「まさか!」、なぜか副議長からの辞任願い提出が行われたわけです。波乱の予感が、、、、

 

 この辺りの事情は、正直、我々の会派では全くわかりません!

 というのも、従来(少なくとも私が議員になった9年間から)から議長や副議長、監査、各委員会の委員長は、松政クラブ、市民クラブ、公明党の3会派から選出されており、だれを議長にするか、任期はどうするか?などの打診などはなく、我々会派は、まったく蚊帳の外?だったからです。

 

 しかし今回、議長は辞任せず、副議長だけ、監査も2名の内、1名だけの辞任ということで、今までとは何か違う雰囲気でした。案の定、こうした混乱?を受けてか、議会再開の時間は示されませんでした。

 

 結局再開したのは、午後3時、ほぼ3時間の休憩、その間、何も事情を知らない我々は、いつ再開するかがわからず、ただ議会再開の放送を待つのみでした。

 

 議会はいったん再開されたものの、議長から、「副議長を目指し、所信表明をしたい人の届け出に関する報告」がなされ、また休憩となってしまいました。

 

 しかし、今回はここからが異例!なんと副議長に立候補するかた2人の考えを事前に会派で聞くことになりました。(初体験!)

 そして、お二人から「これまでの慣例を踏襲するのではなく、議会としての各ポストについて、適材適所を考慮して、3会派にこだわらず選出していきたい。開かれた議会としていきたい。」とのお話がありました。

 

 少しずつではあるが、議会が変わってきたかも、、、、と議会の変化を感じつつ、

 この二人の話を受けて、今回の副議長選については我々会派(政策実行フォーラム)では各議員の自主性に任せ、自主投票とすることにしました。

 

 その後、副議長選が行われ、結果、石井勇副議長が選出されました。

 そして、議会選出の監査は、異例?我々会派の二階堂議員が選出されました。

 

 今回の議会では、私の悲願でもある「議員の賛否公開」も実は大幅に前進することにもなり、着実に今までとは「議会は変わってきている」と感じました。

 

 市議会議員は比例代表の選出はありませんので、会派主義には疑問を持っていますが、これら現状を変えていくには、議会で決めることなので、議会の中で会派間で話し合いをしていくしかありません!

 

 今回は、「腹を割って話すこと」が少しはできたのかな、、、と思っております。

 

 開かれた議会へ!一歩、一歩、前に進めてまいります。