6月議会と今回の9月議会もコロナ対応として、PCR検査の拡充をテーマにそのための具体策として「PCR自動検査装置の導入」を訴えました。
以前のこのブログでも、松戸市に本社を構えるPSS社(プレシジョン・システム・サイエンス株式会社)が自動検査装置を開発し、すでに海外で実績のあることを紹介しましたが、今回、千駄堀の市立総合医療センターで、一台の購入が決まり、納入されたとの報告がありました。
この検査機器導入により
検査時の感染リスク低減、検査時間の短縮(約2時間での判定が可能)、人出不足の解消などが期待できるかと思います。
今回は一度に12検体の検査が可能という機械の購入であり、あくまでも院内の検査(医療的検査)がメインということなので、私が訴えているPCR検査の拡充、特に無症状者への検査(社会的検査)までは少し無理があると思いますが、最初の一歩としては良かったと思っています。
市内に本社がある会社が世界最先端の検査機を開発、市がその検査機を購入し検査の拡充と市内企業のPRとなればまあに一石二鳥だと思います。
市の購入については、入札など公正さがもちろん必要です。今回もそうした手続きを経てでしたので、結果的にPSS社のものとなってホッとしています。
今後は、何とか社会的検査の拡充、そのためには民間の検査機関との連携が必須と思います。
今回の一般質問ではソフトバンクの民間検査会社の設立ということにも触れましたが、一日も早い検査の拡充を目指していきたいと思っています。