公表しようか少し悩みましたが、再生可能エネルギー普及へ「口だけではなく自ら」という思いで作った「太陽光発電所」をHPで公開することにしました。
浜松市は全国でも1位2位を争う年間日射量が多いところであり、そのため太陽光発電所が多くあります。
又、太陽光だけでなく、バイオマスや風力発電など市を挙げて再生可能エネルギー普及に取り組んでいる自治体です。
私も昨年に会派で視察で訪れ浜松市のエネルギー政策を学んできました。
そんな浜松市にご縁があってか、今年、市内の三ケ日というところ(浜名湖のそば)で、宅地開発が途中で断念された造成済みの場所がうまく見つかり、そこに太陽光発電所を9月から運営することになりました。
太陽光発電所のパネル容量は89,28㎾で、初年度の予想発電量は97,725㎾となっています。
パネルは劣化等により年々0.8%程度、発電量が減少すると見込まれますので、今後20年間の総発電予想量は1,796,072㎾とみています。
CO2排出削減量でいうと、初年度で約44,025㎏、20年間で809,130㎏もの削減が見込まれております。
ですので、杉の木約289本分が1年間に吸収するCO2量と同等の環境価値がこの発電所の一年で生み出されることになるのではと思っております。
尚、20年間は発電した電気は国の固定買取制度により全量買い取りが約束されています。
なので、ビジネス的にもリスクは少ないのではと思っております。
個人的には、再エネを普及させるためには、「ただ環境にいい!」だけでは難しいと思っています。
やはり、環境にも優しくかつ、経済的にもメリットがあるということにならなければ本当の意味での普及は難しいと思っております。
今回の太陽光発電所は、順調にいけば、12~13年で元が取れるのでは?と思っております。(さすがに固定買取価格は秘密です!)
日々の発電量、環境貢献度は原ゆうじHPで公開しておりますので、是非、見ていただけたらと思っております。
発電所ができてからはこれまで以上に晴れの日が本当にうれしくなっております。