ころころ変わる答弁!市の態度に怒り!? 波乱の代表質問終わる!

 3日、会派の代表質問が終わりました。

 

 コロナ対策により、通常よりも約半分の持ち時間47分でしたが、質問の中身は濃い?のにもかかわらず、特に今回は、市からの答え(答弁)はほぼ的を射た答えは無かったように感じています。

 何しろ答弁案が定まらないし、ころころ変わる、何が起きているのか?お話します。

 

議員が行う質問とは?そのルールは?

 議員は市に対して、聞く内容は基本的に自由に、持ち時間以内(質問+答弁)で質問を行うことのできる権利があります。

 松戸市議会の場合、3月議会以外の6,9,12月議会では、個人の一般質問として、通常60分の持ち時間が、3月議会は、会派(グループ)単位での質問、代表質問として、所属の議員数に応じて、議員数が多ければその分、持ち時間が長くできるルールとなっています。

 しかし、昨年からコロナ感染症対策として、持ち時間を約半分とする自主ルールを作って運用しています。

 又、議員は質問時間中、3回まで登壇することができます。

 なので、通常の流れは、1回目の質問(1回目の登壇)、市の答弁、2回目の質問(2回目の登壇、必要な場合)、2回目の市の答弁、2回目の質問に対する意見など(3回目の登壇)となります。

 

質問するまでの流れは?

 まず、質問(一般質問、代表質問)は、大まかにどんな内容を聞くのかあらかじめ通告をしなければなりません。

 そして、通告したのち、質問をする内容により、その答えを行う担当課が通常、聞き取りに来ます。

 そこで、どんな質問になりそうなのかその内容、意図などを聞き、その答え(答弁)が、質問に対して、しっかりとかみ合う答えになるようにしていきます。

 たいていそこで担当課からお願いされることは、「質問原稿をもらえないか」ということで、もちろん義務ではありませんが、質問への的確な答弁がこちらも欲しいので、渡すことが多いと思います。(原は渡します)

 

質問までの流れ2、答弁案のすり合わせ

 聞き取り後、市は各担当課の職員を中心に答弁案を作り、たいていは部長にその内容了承後(らしいです)、議員と答弁案のすり合わせを行います。

 そこで、質問に対して答弁がかみ合っているのかなどを確かめ合い、2回目の質問があるのかどうかを聞かれることが多いです。

 あれば、その質問内容、質問原稿を求められることが通例ですが、その際、私はですが、2回目の質問原稿は渡すか渡さないかは答弁の内容次第のところがあり、ケースバイケースで対応しています。(1回目の答弁内容に不満等があれば、渡さないケースが多いです)

 そして、その後、2回目の質問に対する答弁案のすり合わせ行い、実際に質問に臨むことになります。

 

答弁案が来ない!答弁内容が突如変わる!なんでだよ!!

 ところが、今回は、答弁案が来て、すり合わせが終わったものも、前日の夜10時ごろ突然メールでその内容が変わったり、答弁案が質問当日の直前に来たりとドタバタが続きました。これほどまでは今回が初めてです。

 先ほど述べたように、質問全体での持ち時間が決まっていますので、答弁案が変われば、答弁時間も変わるので、時間は読めませんし、2回目の質問内容も変える必要が出てきます。

 担当課の職員も何度も来て、「すいません!答弁が変わります」と平謝り。

 さすがにこちらもなんでだよ!!と思い、「いい加減にしてください!なんで、答弁がこんなにも変わるのですか?」と聞けば、、、

 「、、、、、、、上のほうの命令で変わりました」とのこと。

 

まるで検閲?誰が答弁内容の修正を?

 「上のほうで変わったってどういうこと?」と聞けば、「、、、、、すいません」と答えはありません。

 答弁案は通常、答える担当課の所属部長の承認後、我々議員のところに来ます。

 いったん、答弁案が来た後で、答弁が変わるということは、、、、

 部長よりも権限がある地位の人の指示によるものとしか思えません。

 部長よりも権限がある人とはだれなのか?

 それは、ズバリ!市長や副市長の指示!としか思えません。

 事業を実際に進める一番内容を知っている担当課の作った答弁案を、いとも簡単に自分の意図に沿った内容に変えていく。もしそうだとしたら、それは

 まさに検閲としか思えません!!

 我々議員も困るますが、多分、一番困るのは実際に謝りに来る職員だと思います。

 

 今回の質問では、こうしたやり場のない怒りとともに行うことになりました。

 

 それにしてもなんでこんなに答弁に対する締め付け?が厳しくなったのか?

 その背景は?

 

 松戸市で今、何が起こっているのか?質問内容とともに報告します(続く)