千葉市に視察、その2, 千葉市役所の建て替え編

 消防局を出て、次にお伺いしたのは、建てられたばかりの真新しい市役所です。

ロビーにある大型スクリーン

 千葉市役所は、今年の一月末に竣工。

 新市役所の概要は

 敷地面積は約29,000平方メートル、延べ床面積は約49,000平方メートルで

 11階建ての高層階と7階建ての低層階で構成されています。

 

 事業費は

 約292億円(うち工事費は約268億円)

 

 旧市役所は

 昭和45年に竣工 延べ床面積は約21,000平方メートル

 部署が分散(ポートサイドタワーなどを賃貸)

 

 建て替えは

 主に公用車駐車場部分に新庁舎を建設する現地建て替え

 建て替え期間中は、一部駐車場を借りていた他、市民に対して公共交通機関利用の協力をお願い。

 

 尚、建て替え期間中の騒音について、健康被害等大きな問題は報告されていないとのことでした。

50kwの太陽光発電パネルを搭載

 千葉市の場合は、市役所敷地が大きく、参考にするのはちょっと難しい部分もありますが、駐車場部分での建て替えであれば、当然、建て替え期間中の仮庁舎は不要なので、コスト的には安くでき、あらためてこの方法が現地建て替えのスタンダードということを確認しました。

 

 その後、議場を見学、まだ松戸では実現していなく我々が切望している「一問一答式」の具体的なやり方をお聞きし、時間となりましたので、帰路につきました。

千葉市議会では、一般質問は一括方式(現行の松戸市議会の方式)と一問一答制(反問権アリ)の選択制となっています。私もまずは選択制の導入を提案しています。

千葉市議会議場 大型スクリーンを使った質問も可能