昨日、議会最終日、各議案の採決が行われ約1か月半続いた3月議会が終了しました。
昨日の採決で過去最高となる1561.8億円(前年比84億700万円増)の来年度予算が可決となりました。
松戸市の財政は持つのか?波乱?の予算審議を報告します!
今回の予算審議でとにかく注目となったのは、現在検討されている「大型事業」
でした。
大型事業とは?ですが、①新拠点ゾーン開発(市役所移転候補先) ②焼却炉の建て替え&リサイクルセンター建設 ③新松戸東口区画整理事業 ④千駄堀市街地開発(新駅構想) ⑤矢切道の駅構想 ⑥北小金区画整理事業 です。
いずれも70~500億円(推定)ほどの事業費が見込まれています。
全部やれば本当に大変な金額です!
今回は、借金が増えている松戸市の現状で本当にこうした大型事業がいっぺんに実現できるのか?が焦点となりました。
異例の予算審議!
その借金について、財務部から昨年の3月議会で、「借金の限度額の目安は1436億円(一般会計)」と示されており、対して、今年度末見込みの借金は1211億円なので、あと借金ができる目安は225億円ということになります。
しかし、あと225億円の借金枠でこうした6つの大型事業が出来るとはとても思えません!
そこで、議会から市に対し「大型事業の事業費見込みと優先順位を示すべき!示さなければ予算審議に応じられない!」と大型事業への質問が、空振りに終わった代表質問の後、異例中の異例の申し入れをしました。
事業の優先順位、ようやく市長が答える。遅すぎでしょ!
こうした議会の要請に対し予算審議初日、市長から「任期中に手を付けるのは新松戸東口区画整理、市役所の移転建て替え、焼却炉&リサイクルセンター建設」との話がようやくありました。
3つの事業でさえ財政は持つのか?他の大型事業関連予算は可決となるのか?
なんで代表質問の際にはっきりと答えなかったのか?
議会からの疑問、不平不満が渦巻く中、こうした市長の対応を受け、とにもかくにも波乱?の予算審議が始まることとなりました。
つづく、、、、