予算審査真っ最中!その2、新松戸駅常磐線快速電車停車に係る調査予算約2000万円について

 続いて、新松戸駅常磐線快速電車停車調査の予算約2000万円についてです。

 

 こちらの予算はその名の通り、新松戸駅常磐線快速を停車させるための調査の予算です。

 

 おそらく、誰もが快速電車の停車は望むことではあると思っています。

 

 しかし、「本当に停車させることができるのか?=快速電車のホームを新たに造ることができるのか?」が現実的な課題であろうと思っています。

 

 これまでも市はこのための調査を行ってきました。

 29年度:2672万円 30年度:1447万円 31年度:2024万円

 と実に過去3年間で6143万円もの費用を使っています。

 

 市から「これまでの調査で、停車は技術的には可能!と判断した。なので、今回(令和2年度)は約2000万円をJRに支払いさらに調査を進める。」との説明がありました。

 

 そこで、以下のやり取りを市としました。

原Q: 技術的に可能と判断したその内容は?具体的にどのようにして止めるのか、絵を示してほしい。

市A: 情報が独り歩きする可能性があるので答えられない

原Q: 約6000万円もの公金を投入して、その結果を明かさないのは市民に説明できないのでは?

市A:  答えられない

原Q: 多額の費用をかけたのだから、その調査結果を公表してから、次に調査予算をお願いするのが筋なのではないか?

市: 調査結果を明かすことはできない

原Q: では、今回提案されているJRに依頼する調査をもって、市は停車が可能か否かの判断はできるのか?

市A: JRの調査においても、新たな課題が生じることも想定されるため答えられない

原Q: では、調査をいつまで続けるなのか。いくら調査に使うつもりなのか?

市A: 答えられない

 

 以上、市とやり取りをしましたが、結果、正直、何一つ市からの答えでわかることはありませんでした。

 逆に、市が、今は何もわからない。何も答えられないということはわかりました。

 

 調査結果は教えない。いつまで調査をするのかわからない。もちろん市の負担額もわからない。また、本当に快速電車を停めることができるのかもわからない。

 だけど、来年度2000万円(皆さんの税金)を使わさせてほしい!

 訳が分かりません!   信じられません!

 

 このようなやり方が、はたして民間で通用するのでしょうか?

 少なくとも私の経験(商社)から言えば、絶対に無理!と思います。

 また、4年も費用をかけて、仮に結果が出なければそれなりの責任問題に発展する可能性が大!とも思います。

 税金の無駄遣いは許されません!!

 

 会派で話し合い、予算を認めない方向で20日の委員会採決に臨むこととなりましたが、さて採決結果はどうなったのでしょうか、、、、、(つづく)