本日の午前中、千駄堀の総合医療センターで行われた上本郷旧市立病院の跡地活用説明会に出席してきました。
説明会の主催は、株式会社ヤオコーで、来月1月から始まる解体工事について
解体を担当する「株式会社安藤、間」からの説明が主なものでした。
解体工事の課題は大きく2つあると思います。
1つは「アスベストの問題」、2つ目は「土壌、地下水の汚染の問題」です。
まず、アスベストに関して、今日の説明会では、1~5号館すべての建物に大なり小なり使われており、万全の体制で解体に臨むとのこと。
土壌、地下水汚染の問題については、鉛と六価クロムが基準値オーバーとなっていますが、それぞれ汚染土壌は搬出、汚染地下水は井戸を掘っての汲み上げを行い解決するとのことでした。
私からは土壌、地下水汚染について、「汚染土壌、地下水排除後の継続してのモニタリングは行うのか?」とお聞きしました。
答えは、「モニタリングは2年間、3か月ごと行う」とのこと。
そこで、今度は市に対し、「それらのモニタリング結果はHP等で公開しないのか?」とお聞きしましたが、「、、、、、」はっきりしない返事でした。
「こうした汚染の原因は市(病院)にあり、それに対して近隣から心配の声があるわけだから、市として公表は是非行ってほしい」と要望をさせていただきました。
約1時間半の説明会でしたが、たくさんの方から質問があり、解体工事に関して心配の声があることがわかりました。
市も売ったからもう終わり(解体、汚染問題の解決はヤオコーとする売却条件)では、やっぱり困るな、、嫌われても「うるさ方」でいようと思いつつ会場を後にしました。