会派で視察に行ってまいりました!福岡市編

 翌日3日金曜日は、福岡市市役所のお邪魔しました。
 
 (気温37度以上の中、パチリ!)

 この日の視察テーマは「防災アプリ、ツナガルプラス」についての研究です。

 現在、多くの自治体が、いざ!という時の備えてスマートフォン対応の防災アプリを作っています。
もちろん松戸市でも作っています。

https://www.city.matsudo.chiba.jp/kurashi/anzen_anshin/sonae/bousai_taisaku/bousaimap_app.html

 しかし、松戸市のものもそうですが、避難所の場所など情報を市から一方的に出しているものが多いのが現状ようです.
その点、今回、福岡市のツナガルプラスでは、避難者からの情報発信もでき、避難者と市ととの双方向でのやり取りが可能となっています。

 例えば、災害時、避難所において避難者の一人が、ツナガルプラスを使って市に対し、避難者の名前等を知らせたり、避難所で必要なもの、あるいはいらないものなど市へ発信することができます。

 又、指定された避難所などへ何らかの理由で避難できずに、例えば、公園などに避難した場合ばど(指定外避難所)、そこで、このアプリを使って簡単に指定外避難所のコミュニティを作ることができ、この時でもこのアプリを使って市側と連絡を取ることができます。

 このような避難所と市側双方校でのやり取りが可能な点が大きな特徴なわけですが、もう一つ、普段使いできる点が大きな特徴の一つとなっています。

 平常時、例えば、サッカークラブや町会など地域コミュニティーの連絡等にこのアプリは使えるように設計してあり、より多くの人が災害時だけでなく平時でもアプリに親しめるようになっています。

 こうしたことで、操作(使い方)にも慣れておくことが出来、かつ、より多くの方がアプリの存在を知りダウンロード数を上げることが可能となっているようです。

 福岡市では、熊本地震以降、本当に「使えるアプリ」の開発を目指し、「防災減災アプリのコンテスト」を実施してこのツナガルプラスも採用を行ったとのことでした。

 こうした取り組み、松戸市でも行って、本当に使える役に立つ防災アプリを作ってもらいたいものです。
 会派として、市に提案していきたいと思っています。

  (奇遇にも、松戸市に住んでいた経験のある職員さんが講師に)